一本松公園 昭和の森キャンプ場 ふるさと応援寄附金
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1月12日に開催された、新春恒例の宇美町消防団出初式に出席しました。
今年の宇美町消防団出初式は、粕屋南部消防本部・粕屋南部消防署との合同で開催され、例年に増して活気に満ち溢れた出初式となりました。
出初式は、消防関係者の団結力と士気の高揚を図るとともに、住民の方々に防火・防災活動への理解を深めていただくため、消防の仕事始めの行事として毎年行われています。
出初式では、各小隊ごとの観閲、永年勤続団員表彰などが行われ、団員や署員の皆さん方の毅然とした姿勢と、士気盛んな勇姿に、本町の消防行政を預かるものとして、とても頼もしく、力強く感じました。また、宇美町消防団伝統技術保存会と分団長会による消防太鼓・纏振り・梯子乗りが披露され、息の合った素晴らしい演技を披露いただきました。
今年は、戦後最大の都市直下型地震で、死者6千人以上を出した阪神淡路大震災から30年、そして、福岡市近郊で有史以来最も大きな地震となった福岡西方沖地震から20年の節目の年になります。「天災は忘れたころにやって来る」ということわざがありますが、これは、自然災害はその被害を忘れたころに再び起こるものだという戒めですが、いつ起こるかわからない自然災害や大規模火災などの有事に備え、町民一人ひとりが災害に対する備えや防災意識を高めることが大切であると考えています。
具体的な準備をついつい先延ばししてしまいがちですが、重いテーマだからこそ気軽に始められるよう、家族で話し合っていただき、避難時に必要なものを集めた持ち出しバックの準備などから始めていただければと思います。