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明けましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、町政の推進に深いご理解と温かいご支援をいただき、心から感謝申し上げます。
本町の昨年を振り返ってみますと、4月には、すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへの切れ目ない相談体制を構築するため、うみハピネス内に「こども家庭センター」を開設しました。加えて、子ども医療費の助成制度の拡充、学校給食費の値上げ額相当分の助成などを実施し、子育て支援を力強く進めてきたところです。引き続き、「子育てするなら宇美町で!」を合言葉に、妊産婦と子育て世帯が安心して出産・子育てができるよう支援してまいります。
7月には、世界最大のスポーツの祭典、オリンピックがフランスのパリで開催され、本町出身の内野艶和さんが自転車競技に出場されました。内野さんの活躍により、宇美町の子どもたちが、夢を持つことの素晴らしさや、夢に向かって努力することの大切さを学んだことと思います。これからも、内野選手をはじめ、様々な舞台で活躍する若者を応援してまいります。
そして一年を通じて、町内で活動している団体の皆さんが持っている専門的な力と行政が力を合わせて、共に地域課題を解決し、魅力あるまちづくりを目指し、「共働事業提案制度」を活用した事業を町内各地で実施していただきました。宇美商業高校で開催した認知症啓発イベントや日本遺産「西の都」の構成文化財「大野城跡」を巡る「四王寺日本遺産紅葉ウォーク」など、趣向を凝らした取組の数々に、改めて、「ふるさと宇美」への熱い思いと町民の皆さまのパワーを感じる一年となりました。
私自身、迎えました本年も町民の命と暮らしを守る責任を果たすとともに、町民の皆さまのニーズに誠意をもってお応えし、町の魅力向上を図ることができるよう、全力で町政を運営してまいります。