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第26回青少年の想い主張大会、令和7年度「青少年の声」標語表彰式が開催されました。

ページID:0065081 更新日:2025年11月28日更新 印刷ページ表示

 令和7年11月16日(日曜日)、地域交流センター 2階 多目的ホールにて、宇美町青少年育成町民

会議が主催する「第26回青少年の想い主張大会」、「令和7年度『青少年の声』標語表彰式」が開催さ

れました。

 「青少年の声」標語の入賞作品に加え、主張大会における各部門(小学校の部、中学校の部)の最優秀

賞となった作品を紹介します。

 

令和7年度 「青少年の声」標語 入賞作品

 「『青少年の声』標語」は、「勇気・思いやり・感謝・あいさつ・ふるさと・宇美町の未来について等

をテーマとした、学習や体験に応じた内容(20文字以内)のものです。

 令和7年度では、3,036点の作品の中から、各小学校の下学年・上学年各3作品、各中学校3作品

ハピネス分校1作品が推薦され、宇美町青少年育成町民会議が審査を行い、13作品が入賞されました。

 

小学校 下学年の部(1年~3年)

 ○最優秀賞  宇美東小学校 3年 大塚 果音  「ありがとう そのひとことで えがおさく」

 ○優秀賞   宇美小学校 2年 山上 莉央   「おはようで わたしの気もちを つたえたい」

        原田小学校 2年 上木原 梨心  「だいじょうぶ? こえをかけたら なかよしに」

        桜原小学校 3年 井手 鈴菜   「友だちへ 感しゃをつたえる おれいのバトン」

        井野小学校 2年 岩永 咲果   「ともだちと なかよくすると にっこにこ」

 

小学校 上学年の部(4年~6年)

 ○最優秀賞  宇美小学校 4年 篠原 美桜   「あいさつは えがおにできる おくりもの」

 ○優秀賞   宇美東小学校 5年 宮崎 穂乃華 「ありがとう その一言で 笑顔咲く」

        原田小学校 6年 松ケ野 尊   「大丈夫 ぼくがはげます 合言葉」

        桜原小学校 4年 山本 莉里菜  「その感しゃ 人の心を 温める」

        井野小学校 4年 金本 理央   「うれしいな おいしいごはんを ありがとう」

 

中学校の部

 ○最優秀賞  宇美東中学校 1年 内田 朔太  「あいさつは こころつながる アイテムだ」

 ○優秀賞   宇美東中学校 2年 小林 孝誠  「みんなで作ろう 笑顔あふれる 元気な宇美を」

        宇美南中学校 3年 石原 俐有奈 「あいさつの エンジンかけて 進行だ!」

 

第26回青少年の想い主張大会 最優秀賞作品

 「青少年の想い主張大会」は、宇美町青少年育成町民会議が発足した平成10年度からはじまり、今年度

で第26回の開催を迎えました。

 この大会は、こどもに広い視野をもって論理的に物事を考える力や自分の主張を正しく理解してもらう

力、柔軟な発想力や創造力などを身につけてもらうことを目的として実施されており、町内各小中学校か

らの代表者(8名)が、自らの想いを様々なテーマにのせて主張します。

主張大会 会場のようす

 

小学校の部 最優秀賞 宇美小学校 6年 高倉 七海 さん

「人とのつながり」

 突然ですが、会場の皆さんに質問です。みなさんは、「自分は地域や周りの人と深くつながることがで

きている」と思いますか。

 「できている」と思う人は、普段から友人や地域の方々と、どのような関わり方をされていますか。

 「できていない」と思う人も、自分では気付いていないだけで、実は自然と深くつながることができて

いるのかもしれません。

 今日は皆さんと一緒に、「人とのつながり」について考えていけたらと思います。

 「おう、高倉さんおはよう」

 宇美小学校の校門前では、毎朝ガードボランティアの方々が交通整理をしながら、笑顔で挨拶をしてく

ださいます。その姿に私は毎朝元気をもらい、「今日も明るく頑張ろう」と思います。しかしあるときふ

と、「そういえば、このボランティアさんは私が一年生だったときからずっとおられるなぁ。毎朝欠かさ

ず挨拶をして、疲れないのかなぁ。」との思いが頭をよぎりました。しばらく考えましたが、答えは見つ

かりません。

 そこで実験。私も地域の方々に笑顔で挨拶をしてみようと考えました。

 「おはようございます」

 実際に知らない方々に挨拶をしてみると、笑顔いっぱいの私に挨拶を返してくれる方々がたくさんいま

した。それらの笑顔を見て、私はとても嬉しい気持ちになりました。

 挨拶はされた人の気持ちを前向きにするだけでなく、挨拶をした人の気持ちも明るくできるものだった

のです。疲れなんて吹き飛ばすほどに。

 皆さんの中には、「急に知らない人に挨拶されたらこわい」と思う人もいるかもしれません。しかし、

実際笑顔で明るく挨拶を返してみると、返した自分まで明るい気持ちになります。実験済みの私は断言し

ます。こわいと思う気持ちは挨拶で消せます。

 私の町では「ラブアースうみ」という、町民みんなで町に落ちているごみを拾う取り組みがあります。

母から誘われたものの、インドア派で虫が苦手な私にとって、最初は憂鬱なものでした。しかし、一人で

はなく地域の人と声を掛け合いながら活動する中で、ごみ拾いの時間はあっという間に終わりました。

「やってよかったな」という前向きな気持ちを残して。更に私はきれいになった町を見て、とてもすがす

がしい気持ちになりました。

 これらの経験から、地域や周りの人のつながりをもつことは、自分も相手も明るい気持ちになれるだけ

ではなく、物事に対する考え方も前向きに変えてくれることを知りました。

 人は、誰の力も借りずに一人だけで暮らしていくことはできません。食べ物だって、家だって、洋服だ

って、私の大好きな本だって、見知らぬ誰かの作品たちです。だからこそ、人は周りの人とのつながりを

大切にする必要があるのです。

 私は、これらの経験を生かし、これからは周りの人を大切にするため、自分から積極的に挨拶をした

り、人に明るく接したりしていきます。自分が思う明るい社会、明るい宇美町の実現のため、まずは自分

が行動します。

 「会場のみなさん、こんにちは。」

 これで皆さんともつながることができました。この輪を私は宇美町中に広げていきます。

高倉さん写真

 

中学校の部 最優秀賞 宇美中学校 2年 河野 心美 さん 

「介護職の負担を減らすためには」

 近年、日本では少子高齢化が一種の社会問題となっています。そんな中で今、需要が高まっているのが

介護職です。ですが要介護者が増える一方で介護業界は人手不足が大きな課題となっています。

 そこで私は介護業界にメンタルヘルスケア制度を取り入れ、介護の職場の働きやすい環境を作ることが

必要であると考えます。そう考える理由が四つあります。

 一つは、ストレスの解消が職員の定着につながると考えたからです。介護施設では認知症の方であった

り、身体が不自由な方、心に持病を持っていたりする方など、様々な人の受け入れを行っています。要介

護者の介護では基本的な生活の援助をする必要があるため肉体的疲労が蓄積します。それに加えて、利用

者と上手くコミュニケーションがとれないことや、仕事量が多く休憩が取りにくいことなどが精神的負担

となり、ストレスの原因となることも少なくありません。心身相関という言葉があるように、体と心は影

響し合っているので、施設で心の定期検査を行うことで職員の疲労を軽減し、定着率を上げることができ

ると考えました。

 二つは、外国から受け入れている介護士の方の心理的安全性を高める必要があると考えたからです。人

手不足解消のために、強化されてきた外国人介護士の受け入れですが、現在の外国人介護士の離職率は出

入国在留管理庁の資料により、十一パーセントであることが分かっています。日本人介護士の離職率は下

回っているものの、離職率が高いことに変わりはありません。インターネットサイト「ZENKEN 介護」

より主に離職の理由として挙げられていたのは「職場内での人間関係」でした。介護というグループで行

う仕事ではどうしてもコミュニケーションが必要不可欠です。そんな中で日本人介護士とのコミュニケー

ションギャップや文化的なすれ違いがあると、良い環境であるとはいえません。そうなると、仕事をして

いて「やめたい」。そう思ってしまっても仕方がないように感じます。ですが、外国人介護士の職員一人

一人に向けてメンタルヘルスケアを実施することで、誰でも働きやすく、続けやすい環境作りをすること

ができると考えました。

 三つは、過酷な労働環境を改善していくべきだと考えたからです。一つの理由のときに説明したよう

に、施設では様々な人の受け入れを行っているため、介護士への負担が大きくなっています。実際、私の

叔母は介護士をしていますが、叔母の話を聞いていると外からは見えない介護の大変さが見えてきます。

主に入浴、着替え、排泄、体位変換、掃除、洗濯、調理、レクリエーションの企画、実施、夜勤など様々

な労働を行っています。こんなにも苦労する仕事なのにどうして続けることができているのか、私は叔母

に聞いてみました。すると

 「だって誰かがやらないと、大事だしね。」

と言われました。私はこの言葉を聞いて、大事なことをしているのにどうして何も改善されないんだろ

う。そう感じました。過酷な労働環境で介護を途絶えさせないためにも、新たな制度を取り入れ、介護を

支えていくことが必要です。

 四つは、職場の人間関係を良好にする対策をとるべきだと考えたからです。ニつの外国人介護士がやめ

る理由として、「職場内の人間関係」について触れましたが、介護労働安定センター「介護労働実態調

査」令和五年度によると、日本人介護士がやめる主な理由も「職場の人間関係に問題があった」で約三十

四パーセントとなっているのです。人間関係のトラブルの発生は、他の職場でも多いですが、介護職は特

に多いと言われています。さらに介護職は一つのまとまりとして仕事を行うので、人間関係の悪化が施設

全体に影響を与えます。人間関係のトラブルは一人で解決することが特に難しいです。そこでメンタルヘ

ルスケア制度を取り入れ、取組の一環として相談窓口などを設置すれば誰でも気軽に相談できる環境にな

り、人間関係でも、もちろん他の悩みでもやめる人は減っていくと思います。

 これらの理由から、私は介護業界にメンタルヘルスケア制度を取り入れ、介護の働きやすい環境作りを

徹底することが必要であると考えました。

 私はこの制度を通して、これからの介護が、私たちの未来の明るい希望へと変わってほしい、そう願っ

ています。

河野さんの写真