うみ・みらい館展示コーナーでは宇美町出身の、故 熊代 駿氏の作品(宇美町立図書館所蔵)を展示しています。
熊代 駿氏は、大正7年に宇美町勝田に生まれ、幼少期を宇美で育ちました。
その後、福岡市に移り大名尋常小学校、筑紫中学校(現・筑紫ヶ丘高)に入学。父の方針で筑上農学校へ転校し、
卒業後は父の経営する製作所の事務を手伝う合間に、絵を描き始めました。
昭和10年(17歳)、本格的に画家を志し上京。昭和14年(21歳)、第9回独立美術展に初入選、以後
昭和49年まで連続入選を果たしました。郷土の先輩画家やピカソやマチスなどに影響を受けながらも独特の
画風を確立しました。また、西日本新聞や夕刊フクニチ、小説の挿絵なども担当。昭和50年に57歳で急逝
されました。
見ごたえのある作品をどうぞご覧ください。
○ 期間 6月7日(水)まで
○ 場所 うみ・みらい館展示コーナー