ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 町民活動 > 共働・ボランティア > ボランティア > ペットボトルキャップ回収終了のお知らせ(収集ボランティア)

本文

ペットボトルキャップ回収終了のお知らせ(収集ボランティア)

ページID:0063096 更新日:2025年10月15日更新 印刷ページ表示

令和7年度末をもってペットボトルキャップの回収(収集ボランティア)を終了します。

これまで宇美町では誰もが気軽に取り組めるボランティア活動として、「収集ボランティア活動」を推進してきました。
その中でも特にペットボトルキャップに関しては、多くの皆さまからご協力いただいており、エコキャップ運動に協力いただいている企業を通じて、結果として発展途上国のこどもたちへワクチンを届けることができました。
しかしながら、下記のとおりペットボトルキャップの回収費用の引き下げや管理衛生上の問題等を踏まえ、宇美町ではペットボトルキャップの回収を終了することといたしました。

エコキャップ運動が始まったきっかけ

2005年に神奈川県の女子高生が「ペットボトル本体はリサイクルされるのに、キャップは捨てられてしまうのが勿体ない」という想いから始まったのがきっかけで、そこから全国的に広まりを見せたものです。
当時ゴミとして捨てられていたペットボトルキャップをリサイクル業者が再資源化し、その売却益を寄付することでワクチンとして世界のこどもたちに届けることにつながっています。

終了する理由(1)買取価格(寄付額)の引き下げ

この取組を始めた頃は、ペットボトルキャップ1kgあたり40円程度がワクチン代としての寄付につながっておりました。
しかしながら、時代の変遷とともに価格は下がり続け、現在では1kgあたり3円がワクチン代の寄付となっています。これは、当初と比較して1月13日以下となっている状況です。
皆さまがお持ちいただきましたペットボトルキャップを町職員が車へ積み込み、定期的にエコキャップ運動協力業者へ搬入しておりますが、運搬に係るコスト(人件費やガソリン代等)が寄付額を上回っている状況となっています。

終了する理由(2)リサイクル技術の発展

この取組が全国的に始まった2000年代初めは、ペットボトルキャップはゴミとして捨てられている状況でしたが、現在は家庭でゴミを出す際に分別をすることで、リサイクルされています。

終了する理由(3)管理衛生上の問題

回収にあたり以下のような事象が発生しており、問題が生じておりました。
・ペットボトルキャップ以外のもの(ドレッシングのフタやごみなど)が混入している
・回収ボックスに入れず、その周りにビニール袋に入れたまま放置されることにより、気付かずに躓く、あるいはキャップが散らばるといったことが頻発している
・水で洗わずに持ち込まれるため、臭いやカビの発生、虫が湧くといった不衛生な状況が続いている

これらに関しては、広報誌の他、回収ボックスにも直接注意文書を貼るなど、繰り返し注意喚起してまいりましたが、なかなか改善が見られませんでした。
特にキャップ以外の異物があると業者が回収できないことから、職員が毎回手作業で異物を取り除き、業者に搬入するという対応をとっております。

役目を終えたと判断

上述のとおり、社会情勢の変化や管理上の問題、そして何よりも現在は、特別なことをしなくても各家庭からゴミ出しをする段階で
きちんと分別をすることできちんとリサイクルされる仕組みができているということを鑑み、役目を終えたと判断しました。
これまで長い間、ご協力いただきありがとうございました。

宇美町としてエコキャップ運動を目的としたペットボトルキャップの回収は終了しますが、近いところであればイオン九州様は引き続きエコキャップ運動(回収)を続けているとのことですので、
直接お持ち込みください。そのほかにも協力企業はございますが、すべては把握しておりませんので、ご自身でお調べ下さい。

なお、プルタブについては引き続き宇美町社会福祉協議会が回収しておりますので、集まったものについては直接宇美町社会福祉協議会へお持ちいただきますようお願いいたします。