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子どもの転落事故に注意してください
住宅などの窓やベランダからの子どもの転落事故が増えています
住宅などの窓やベランダから、子どもが転落して亡くなるという痛ましい事故が全国的に起きています。
ひとり歩きのできるようになった幼児や、好奇心が旺盛な子どもは、バルコニーや高所の窓から転落して重大な事故に至る可能性があります。
このような事故は、住環境を整えることによりリスクを減らすことが可能です。
子どもの転落防止のためにできること
・窓の近くにソファやベッドなどの登れるものを置かない。
・窓には補助錠をつけ、子どもが勝手に開けられないようにする。
・ベランダには足場となるような物を置かない。
・室外機をベランダに設置する場合には、手すりの近くには設置せずに壁側に設置する。
・ベランダの手すりは隙間の狭いものにする。
・小さな子どもだけを家に残して外出しない。
・窓の開いた部屋では子どもだけで遊ばせず、親も見守る。
関連情報
1.子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン(国土交通省 国土技術政策情報研究所)
安全・安心で快適に子育てできる住まいづくりのノウハウを取りまとめたガイドラインです。
住宅新築時や購入時、賃貸住宅の選択時などに参考としてください。
https://www.nilim.go.jp/lab/hbg/kosodate/guideline.html<外部リンク>
2.子育て支援型共同住宅推進事業(国土交通省)
共同住宅(分譲マンションおよび賃貸住宅)を対象として、事故防止や防犯対策など、子どもの安全・安心のための住宅の新築・改修についても活用可能な制度です。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000127.html<外部リンク>
3.住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故について
消費者庁では、子どもの転落防止のための動画やチェックリストを公開しています。
また、国土交通省では、マンション内での日常事故を予防するための冊子を作成しています。
消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_025<外部リンク>
国土交通省 国土技術政策情報研究所 https://www.tatemonojikoyobo.nilim.go.jp/kjkb/pdf/anshinanzen.pdf<外部リンク>