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上下水道課
宇美町の上水道について
旧産炭地である宇美町の水道は、昭和20~30年代にかけ、複数の民間の鉱業所により運営がなされていました。この施設が町に移管され「原田上水道」「本町上水道」「宇美簡易水道」の三水道により運営されていましたが、昭和48年これらを統合し、現在の宇美町上水道となりました。
当初9,800人から出発した給水人口は、平成22年3月末には36,538人となりました。
現在、町内に浄水場3箇所と配水場1箇所があります。山の内浄水場は主に原田や障子岳方面に、柳原浄水場は桜原・林崎方面に、障子岳浄水場は早見・上宇美町方面にそれぞれ給水しています。また観音浦配水場では、筑後川から取水した原水を大野城市の牛頸浄水場で浄化し、ひばりが丘団地と障子岳浄水場で受水しています。
宇美町は水源に恵まれず、25箇所程度の小規模な水源により運営しています。
このため、有力な水資源としては福岡地区水道企業団の水源開発(筑後川のほか、鳴渕ダム、海水淡水化、大山ダムなど)に依存している現状です。
宇美町の下水道について
上下水道課では宇美町の環境を水の面から改善し、快適な生活環境を作るため、 昭和62年度に公共下水道事業に着手し、現在も順次計画的に整備を行っています。
宇美町の下水道は、福岡県が実施している多々良川流域下水道事業の関連公共下水道として、糟屋郡内6町(宇美町、志免町、須恵町、粕屋町、篠栗町、久山町) で共同の一つの処理場(多々良川浄化センター)を使用しています。
◆事業計画
全体計画 |
事業計画 |
|
計画処理面積 |
1,023ha |
839ha |
計画処理人口 |
33,700人 |
33,250人 |
計画日最大汚水量 |
10,860m3/日 |
10,717m3/日 |
計画目標年度 |
平成47年度 |
平成32年度 |
◆実施状況
H23年度末 | H24年度末 | H25年度末 | H26年度末 | H27年度末 | |
行政区域内人口(人) A |
38,162 |
37,923 |
37,820 |
37,659 |
37,411 |
処理区域内人口(人) B |
32,852 |
32,676 |
32,620 |
32,553 |
32,266 |
水洗化人口(人) C |
30,010 |
30,072 |
30,151 |
30,317 |
30,198 |
普及率(%) B/A |
86.1 |
86.2 |
86.3 |
86.4 |
86.2 |
水洗化率(%) C/B |
91.3 |
92.0 |
92.4 |
93.1 |
93.6 |
処理区域内面積(ha) D |
640 |
642 |
644 |
644.7 |
644.7 |
面整備率(%) D÷全体計画区域面積 |
62.6 |
62.8 |
63.0 |
63.0 |
63.0 |
上下水道課の業務内容
管理係
水道事業に属する基本計画・事業計画・実施計画等の策定、条例・規則・規程の制定及び改廃、予算及び決算、業務状況の公表、水道諸統計の事務、契約・許可及び諸証明、工事請負の入札及び契約、上水道料金納付書の発送・調定・納入及び還付、上水道料金等の減免、給水工事申し込み・その他の受付、給水停止、水道水源保護
下水道事業の基本計画・事業計画及び実施計画、財政計画及び資金計画、下水道事業受益者負担金及び下水道使用料の賦課、予算及び決算
上水道業務係
水道施設の調査、水道施設の拡張・補修、改良工事等の企画設計及び施行、給水工事の設計監督・審査・承認及び施工、断水の告知、給水工事指定工事店、水道施設の維持管理
下水道業務係
下水道事業の基本計画・事業計画及び実施計画、公共下水道工事の実施、公共下水道施設の維持管理、排水設備、その他下水道事業
工務係
原水・浄水作業、水資源・浄水場ポンプの操作・運転、水源・水量の保有、残留塩素の測定、水質の保全及び検査