宇美町人権問題啓発講演会を開催しました

宇美町は、7月を「宇美町人権問題啓発強調月間」と定め、人権教育及び人権啓発を推進しています。
人権問題に対する正しい知識と理解を深めるため7月15日（土）に「宇美町人権問題啓発講演会」を開催しました。

今年度は「子どもの人権」をテーマに開催し、社会福祉法人 甘木山学園の理事であられる坂口明夫さんをお招きし、「困らせる子どもは、困っている子どもです　～支援は始縁・子ども支援は家庭支援～」と題してご講演いただきました。

ご自身の被虐待経験を踏まえて、当事者として困難を抱える子どもたちの支援を行っておられ、「子どもの人権を守る」ために、周りの大人がどう支援すれば良いのかについてお話がありました。

自分に必要な助けが何かを人に伝え支援を受ける力＝「受援力」が大切であるというお話があり、町として、助けを必要としている人の背景を理解し、必要な支援・情報を届け、違いを認め合える社会をつくることの大切さを再確認しました。

今後も、人権教育推進協議会をはじめとする関係機関・団体と連携しながら、町民一人一人の人権が尊重され、偏見や差別のないまちづくりに取り組んでまいります。