主体的な学びの時間に,ハピ小(前期課程)とハピ中(後期課程)で「調理を通した学習」を行いました。
調理を通して,家庭科の学習はもちろん,計量などで算数・数学科,食の歴史や文化で社会科,食物の成分で理科,自身の健康で体育科・保健体育科など,様々なことを学びます。
今回のメニューは,「さけのホイル焼き」と「コンソメスープ」です。
先週からグループでの調理計画を立て,前日に約30人分の食材の買い出しを行い,当日を迎えました。
ハピ小のこどもが,「包丁の使い方が難しかったけど,ハピ中のお姉さんが優しく教えてくれた!」と感想を述べていました。
調理中は,ハピ中のこどもが,慣れない作業が多いハピ小のこどもに対して,丁寧に教えながら調理を進める姿を見ることができました。
調理後のこどもは,「つかれた~」と呟いていたものの,調理したものを実食すると,「さけの味付けが上手にできてる!」「美味しかった!」と,満足感溢れる表情やコメントで食レポをしていました。
今回の調理を通した学習では,こどもの自尊感情や他者と関わるしなやかさが向上し,「ハピネス(喜び・幸福感)」を実感できる大変貴重な学習となりました。