福岡県の令和3年飲酒運転事故件数は94件と、統計が残る昭和40年以降最少でした。しかしながら、全国順位はワースト7位と依然として高い水準であり、飲酒運転は社会的な問題となっています。
そこで、飲酒運転によって大切な人の命を奪われた被害者遺族の方のお話を聞くことで、アルコールが心身に及ぼす影響についての理解を深め、将来、飲酒運転を絶対にしないという意思決定ができるようになることを目的として、薬物乱用防止講演会を実施しました。
講演では、被害者遺族としての心の痛みについてのお話がありました。生徒たちは真剣なまなざしでにお話に聞き入り、命の大切さについて考えることができました。また、アルコールパッチテストや酒酔いめがね体験を通して、アルコールが体に及ぼす悪影響について認識を深めることができました。