2年生の国語の教科書に『ビーバーの大工事』という説明的文章があります。ビーバーが巣作りをする過程や様子などを想像豊かに、かつ書かれている順序を考えながら読みます。
2年生は、体験活動を通して順序を理解するため、実際にビーバーの巣作りをやってみました。まずは外に出て材料を集めました。
粘土、砂、木切れ、等を集めたら巣作り開始です。ビーバーは、まず最初に川や湖の水をせき止めてダムを造ります。そのダムの中に巣を作って安全を確保するのです。
子どもたちはこのダム造りに挑戦しました。
底に置いた粘土に木切れを挿し、その上に小さな枝を重ね、小石でおもしをして泥でしっかり固めます。なかなか難しい作業で2年生の子たちも悪戦苦闘していました。
自然の中にある材料を使い、釘も接着剤もない中でダムを組み立てる作業は、相当に高度な技術が必要です。このような体験活動を通して、子どもたちは書かれている事柄の順序を理解するとともに、ビーバーのすごさを感じていきます。