「校長先生おはようございます!見てください、トンボです。」
「ああ、死んじゃっているね。目や胴体のところの色を見てごらん。きれいやね。」
「キラキラしています。」
「羽も透明で薄っぺらいよね。」
自然の興味を持つことは素晴らしいことです。
トンボはこの薄い羽を小刻みに振動させることで飛ぶことができるのです。だから、ホバリング(空中で制止する)や急な方向転換もできるんです。自然の力ってすごいですね。
3年生が「人権の花ひまわり」のまわりに集まっています。
「校長先生、ほら。種がいっぱいなっています。」
インターネットで画像や動画を見るだけではなく、実際に種をまき、水をやり、世話をして、種を収穫するといった実体験が大切です。
日に日に大きくなる様子を見て、葉っぱの大きさに驚き、茎の太さと背の高さを実感し、花の美しさや香りに気付き、種の感触を味わう。
子どもたちは五感を通して自然の偉大さを痛感し自然を愛する気持ちも膨らむ。そうすることで脳に刺激がいって頭も心も一層成長するのです。
これまでも人間は、自然を参考にしながらいろいろな技術を開発して来ました。このように自然に興味を持った原田っ子たちが、新たな技術を開発するのも夢じゃありませんね。ガンバレ原田っ子!!(A.A)