今朝の天気予報で「早いところは午前中から雨」と言っていました。
みんな傘を持って来ていますね。
1年生もしっかり持って来ています。
でもふと考えました。
親から「雨が降るので傘を持って行きなさい」と言われたから何も考えずに、言われた通りに持って来ているだけではないのか?
そこで「教育」について考えました。
「教育」の「教」は「教える」です。
「今日は雨が降るので傘を持って行った方がいい」と教えるのです。
それでは、「教育」の「育」は何でしょうか?
「育てる」ですね。では「育てる」言葉かけはどのようにすればいいのでしょうか?
「今日の天気はどうかな?傘がいるかな?天気予報を見てごらん!」
しばらくして
「天気予報はどうだった?傘はどうすることにしたの?」
と尋ねればいいのです。
「帰りに雨が降るみたいなので傘を持って行く!それからレインブーツも履いていくね。」
「すごいね。自分で決めることができたね。じゃあ気を付けて、いってらっしゃい!」
親がすることは、傘とレインブーツなどの雨具を分かりやすい場所においてあげることと、なくさないように記名をしておくこと、そして自分で判断できたことをほめてあげるだけです。(安易に車で送ってあげることではありません。)
原田小学校では子どもたちに「よりよく生きる力」を育てたいと考えています。
親から持って行きなさいと言われたから傘を持って来たのであれば、「よりよく生きる力」は育ちません。
学校と家庭が連携協力しながら、「自分で情報を得て、自分で判断できる子ども」に育てていきましょう!(A.A)