今朝の登校時間帯は雨もほとんど降らず、ホッとしました。
雨の日も歩いて登校することの大切さをお話ししていますが、今朝こんな子どもがいました。
習字道具をビニル袋に入れて持っている子どもです。
「いいアイデアだね!」
「はい、お母さんから教えてもらいました!」
雨で濡れないように工夫することを、ちゃんと家庭で教えてくださっているのですね。
経済産業省が提案している「人生100年時代の社会人基礎力」があります。
その中の「考え抜く力」の中に「課題発見力」というのがあります。
「雨だから習字道具が濡れてビショビショになりそう。どうしよう?」
「ビニル袋に入れて持って行ったら大丈夫よ。」
「あっ、そうか。じゃあそうする!」
「前に踏み出す力」の「実行力」ですね。
もし、車で送ってもらっていたら、こんな発想は生まれません。
せっかくの学ぶ機会を大人が奪ってはいませんか?
「人生100年時代の社会人基礎力」は日々の生活の中で育成されるのです。ガンバレ、原田っ子!(A.A)