「こうちょうせんせーい!ゆきー!」
1年生が駆け寄ってきました。
運動場にはうっすらと雪が積もっています。
寺浦グランドの斜面にも。
「校長先生、ほら、運動場の水たまりに氷が張っていました。」
すごく分厚い氷です。ワクワクしているせいか、手が冷たいのを忘れているようです。
大野城・太宰府方面から通勤している職員の車にはもっと積もっています。
「校長先生、車の上の雪は取っちゃダメなんだよね。」
「そうよ、車に傷が付いちゃうからね。」
1年生なのに分かっているのがすごい!
歩道橋のスロープにもうっすらと雪があります。
「滑ったりしてなかった?」
「うん、凍ってないから大丈夫!」
それからは、多くの子どもたちが次々に雪や氷を見せてくれました。
子どもたちは雪や氷が大好きなんですね。
こんな凍える中でも上着の下は半袖Tシャツの6年生たちがいます。足も寒そうです。
(本人たちは平気なものです。「校長先生、卒業式で半袖賞をください!」と言ってました。)
寒さを楽しむ子どもたちの姿、これこそが本来の姿なんです。(暖房の効いた部屋でジッとビデオゲームしているなんてもったいない。)
「わぁー、かわいい!」
女の子たちが気付いていたのは、・・・。
花壇に咲いている小さな花です!寒い中でも小さな命が輝いているのを気付いている、原田っ子のすばらしい感性です。(A.A)