２月２日原田小学校の朝の風景～またまた発見！原田っ子のいいところ

今朝は気温が２℃ととても寒い朝でした。そのような中、私の心は感動で温かくなりました。

これは今朝のあいさつ運動の写真です。
この写真を見て何か気付かれたことはありませんか？

フードをかぶっている子どもがほとんどいないのです。

実は昨日、２月全校朝礼（テレビ放送）がありました。その学校長あいさつの中でこのような話をしたのです。

（コートの大きめのフードをかぶり、横向きのまま登場！）

「原田小学校のみなさん、おはようございます。さて、私は誰だか分かりますか？」

もちろんフードが邪魔で顔が分かりません。子どもたちは声で「校長先生だ！」と思ったはずです。

しかし、正面を向くとビックリ。主幹の川崎先生だったのです。

「最近寒くなっているので、フードをかぶっている人が多くなりましたが、今のように横から見ると誰かよく分かりませんよね。もちろんフードをかぶっている人からも横が見にくいのです。こんな時、横から車が来たら大変です。見えずに事故遭うことになります。」

「寒い時は、フードをかぶるのではなく、帽子や耳当てや手袋を使うといいですね。」

「特に今週は寒くなりそうなので、道路が凍ってしまうかもしれません。そんなときは、ペンギンさんのように小さな歩幅でチョコチョコ歩くと転びませんよ。」

子どもたちは私の話をしっかり考えながら聞き、「フードをかぶって登校するのは危険なんだ。よし、明日からはやめよう！」と思ってくれたのでしょう。

今朝の寒い中、フードをかぶったままの子はほとんどいませんでした。

「素直な子は伸びる！人からの注意やアドバイスを素直に聞いている子は必ず成長する！」（「子」だけでなく「大人」も！）

私は、長い教師生活の中でそう確信しています。（もちろん我が子にも話して聞かせてきました）

「原田っ子の素直さ」、これはすばらしい資質・能力を身に付け、成長し続けるための大切な基礎です。

私は嬉しくなって思わず給食時間に放送で子どもたちを褒めました。「原田っ子、すばらしいよ。頑張ろうね！」（A.A)