今日から2月(如月)です。少しずつ春に近づいているかと思いきや雪が舞うとの天気予報もあります。
「校長先生!」
6年生男子が近づいてきました。
「おはようございます。何?」
「これが落ちていました。」
手に持っていたのはこれです。
右手の手袋です。通学路に落ちていたのですね。
「じゃあ、職員室前の廊下に落とし物の置き場があるからそこに持って行って。」
「はい。」
通学路に落ちていても、見て見ぬふりをすることもできたはずです。
「自分が落としていたら片方だけで困るから、きっと落とした子も困っているに違いない。」
そう思ったのでしょう。
相手の立場で考えることができるすばらしい感性ですね。
これが「思いやりの心」です。
おかげで寒い朝でしたが、心はホカホカ温かくなりました。(A.A)