11月13日(土曜日)引渡訓練の際、「学校長のあいさつ」の中でお話しした「むごい教育」を覚えてありますか?
今から約500年前の話。
戦国時代の武将、今川義元は竹千代(後の徳川家康)を人質に預かりました。
今川義元は、竹千代が成長して将来自分を脅かす武将になっては困るので、自分の家臣にこう命じました。
「竹千代には徹底的に『むごい教育』をせよ!」
家臣は命令を守り、竹千代を朝早くからたたき起こし、駆け足で移動させ、食事も粗食なものにし、肉体的に苦痛を与えるため、夜遅くまで武術・馬術で徹底的に痛めつけました。
しかし、そのことを聞いた今川義元は・・・・。
「むごい教育」とは、厳しく鍛えることではなく、徹底的に甘やかすことだったのです。
500年前の「むごい教育」を現代版の「むごい教育」に直すとどうなるか・・・・。
「むごい教育」をしてしまっていませんか?
これからも、子どもたちを鍛えてほめる「鍛ほめ原田小メソッド」で子どもの成長を目指して学校でも指導をしていきますので、ご家庭でもご理解とご協力をお願いいたします。(A.A)