昼間はまだ30℃にもなりますが、朝夕はやっと涼しくなってきました。
今朝は女子2人が近づいてきました。
「校長先生、おはようございます。これを写真に撮ってください!」
大事そうにグーにしていた手を広げ、嬉しそうに見せてくれたのは・・・。
2匹の生き物です。
「カナヘビなので、名前はカナちゃんとヘビちゃん!」
2匹ともジーッとしているので懐いてくれていると思っているのでしょう。(実は、気温が低くなってきたので、手の温かみのため動きたくないのだと考えられます)
次に男子が嬉しそうに見せてくれたのはこれです。
黄色とピンクがきれいな小さな花です。
「うわー、カナヘビなんて気持ち悪い!逃がして!」
「花とか取って何になると?捨ててきなさい!」
なんて言わないでくださいね。小さな生き物をかわいいと思う気持ち、小さな雑草を美しいという気持ちが育っているのです。素晴らしい「感性」じゃないですか。
「生き物や植物を大事にする気持ち」=「自分や他人の命を大切に思う気持ち」
自分の命を自ら絶ってしまう「自殺」や人の命を無残に絶ってしまう「殺人」のニュースが毎日のように流れています。
原田小学校の子どもたちが、自分の命も、他人の命も、動物や植物の命も、大切にできる大人に育ってほしいと願っています。(A.A)