「先生たちはいいですなあ。夏休みは休みなんでしょう?うらやましかー。」
昔からよく言われることで、夏休み中は、子どもは学校に行っていないので、先生たちも休みと思われているのです。
でも、実は通常通りに学校に出勤しているのです。
では何をしているのか?それを紹介します。
今回紹介するのは「子どものよさが輝く絵画指導研修」です。講師は、平成28年度から3年間、原田小学校の校長先生だった宮口光秀先生です。
宮口先生の専門は「美術」で、これまでに指導してきた子どもたちの絵をたくさん見せていただきました。
講話の途中で急に演習が始まります。
「サザエさんの『磯野カツオ』の絵を描いてみましょう!」、「えーっ!」
サザエさんの磯野カツオはみんな知っているのですが、いざ「描きなさい!」と言われると、なかなか描けないものです。
サザエさん(長谷川町子)
「子どもも同じで、『ゾウを描いてみましょう!』と言われても描けないものです。だから、いろいろな角度からのゾウの映像などをしっかり見せることが大事です!」
確かにそうですね。若い先生方にとっては「目から鱗が落ちる」です!
子どもたちが絵を描くことを好きになり、絵を描く技術も向上するように、指導する私たち教師が準備等を頑張らなければならないと実感した時間でした。(A.A)