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トップページ原田小学校本当に小学生に必要?スマホ(スマートフォン)について考える!

本当に小学生に必要?スマホ(スマートフォン)について考える!

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年7月2日更新

7月1日、宇美駅前で街頭啓発グッズを配布しているとき、歩きスマホでヘッドホンをしてあいさつしても顔すら上げない若者を見かけました。そんな姿を見て、以前、元 警視庁警察官 子育てアドバイザー 幸島美智子(こうじまみちこ)さんの講演を思い出しました。

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幸島先生のお話は、保護者にとっても、地域にとっても、教師にとっても、大変ためになるものでした。以下、内容の一部を紹介します。

・今、サイレントベビー(発語しない赤ちゃん)が問題になっている。これは母親のスマホ依存症が引き起こす。わが子の目を見ずにスマホばかりを見ているために、赤ちゃんのコミュニケーション能力が育たない

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いじめの加害者になっている子どもの多くは、幼少期に育児放棄の虐待(ネグレクト=育児放棄)にあっているか、または親の過干渉状態であったかのどちらかである。(つまり、親の過干渉もネグレクトと同じである)

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・乳幼児の頃からスマホを子守に使っていると子どもは静かに画面を注視しているが、将来発達に障害が出て、表情がなくなったり、言葉の出が遅くなったりするという研究結果がある。

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子どもの間でスマホアプリ「LINE」でのトラブル(いじめ等)が全国的に多発している現状がある。しかしこれは子どもだけに限ったことではなく、保護者間でもスマホアプリ「LINE」でのトラブル(中傷、いじめ、仲間はずし)が多発している。

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スマホなどの機器は、上手に使うととても便利ですが、使い方を間違えると人を傷つけたり、最悪の場合は自殺に追い込んだりする「凶器」にもなりかねません。

「ねぇ、スマホ買ってよ。みんな持ってるのに。持ってないの、私だけよ。スマホがなくて仲間はずれにされたらどうするとよ!」

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子どもはいろいろな理由を付けて説得します。
本当にスマホをみんな持っている?まわりの2、3人だけでは?本当に個人用のスマホが必要ですか?キッズ携帯ではダメですか?家で共用のパソコン・タブレットではダメですか?親のスマホを必要なときだけ貸すのではダメですか?

スマホを使うことで多くの子どもが犯罪に巻き込まれているのはご存じの通りです。
まずは、私たち大人が冷静に必要性を考えて、使用目的や年齢等に見合ったものを与え、きちんと使用状況をチェックする必要があります。

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我が子を守るため、夏休み前に是非親子で話し合ってみられてください。(A.A)