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6月3日原田小学校の朝の風景

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年6月3日更新

梅雨に入ったのですが、なかなか雨の日が少なく、農家の方は困ってるのではないかと思っていましたが、今日明日は雨の予報です。
「雨の中、頑張って登校できるかな?特に1年生は泣いたりしていないかな?」

心配をよそに、朝の登校時間帯は曇り空で、雨が降っても霧雨程度でした。

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1年生の女の子たちはかわいらしいブルーとピンクのレインブーツ(長靴とは言えませんね)でニコニコ笑顔で登校してきました。雨の日を楽しんでいるようです。

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「新しい傘と長靴(レインブーツ)!買ってもらった!」
「すごくかっこいいね!」
男の子が自慢げに話しかけてきました。きっと雨の日が来るの楽しみにしていたのでしょう。足取りも軽く門を入っていきました。(大人が思うより子どもは雨を楽しんでいたりするものですね。)

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「なんか、ザーザーってすごい水の音がするよ!」

1年生の男の子が2人が見つけたようです。いつもと違う様子に興味津々です。しっかり五感を働かせていますね。きっと脳もビンビン働いて、好奇心がムクムク膨らんでいるはずです。

「凄い!この音に気付いたんだね。何だと思う?答えは・・・。」

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永井先生と古賀先生がプール掃除に向けて、水槽の栓を開いたからです。プールの水槽の水が水路に流れている音だったのです。

「そっか、プールの水か。」

もし、この子たちが車で送ってもらっていたら、このチャンスに出会えなかったはずですし、また絶対に気付かなかったはずです。

人工知能AIが台頭する21世紀を生きる子どもたちにとって、大切にしなければならないのは「五感を通して鍛えられる『感性』」です。子どもたちの明るい未来のために、私たち大人がすべてにおいて手をさしのべたり、転ばぬ先の杖をついてあげたりすることが「真の優しさ」ではないことに気付き、耐える必要があるのです。そして、子どもたち自身の五官である「目で、耳で、鼻で、舌で、肌で、感じる」ことを大切にすることで「感性」を磨く機会を保証してあげましょう。(A.A)