新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について
10代・20代の男性(※)の方へ
10月15日(金)に10代・20代の男性について、新型コロナウイルスに感染した場合に合併して発症する心筋炎等の発生頻度よりは低いものの、ファイザー社ワクチンに比べて武田/モデルナ社のワクチンの接種後に生じる心筋炎等の発生頻度が高いと厚生労働省から報告がありました。
厚生労働省による資料「新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について [PDFファイル/805KB]」
※10代・20代の男性とは、2021年10月15日現在では、生年月日が1991年10月17日以後の方が該当します。
10代・20代の男性も、引き続きワクチンの接種をご検討ください
新型コロナウイルス感染症に感染した場合にも、心筋炎・心膜炎になることがあります。感染症による心筋炎・心膜炎の頻度に比べると、ワクチン接種後に心筋炎・心膜炎になる頻度は低いことが分かっています。
新型コロナワクチンは、発症予防効果などの接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さんに接種をお勧めしています。しかしながら、ワクチン接種はあくまでご本人の意思に基づき受けていただくものです。ご本人が納得した上で、接種をご判断ください。
10代・20代の男性は、ファイザー社のワクチンの接種も選択できます
武田/モデルナ社のワクチンを予約中の方も、武田/モデルナ社のワクチンを1回目にすでに接種した方(※)も、ファイザー社のワクチンを希望する場合は、予約のキャンセルを行っていただき、宇美町で実施している接種会場で予約を取り直していただければ、ファイザー社のワクチンを受けられます。
なお、ご本人または保護者が希望する場合には、武田/モデルナ社のワクチンを受けることもできます。
ファイザー社のワクチンの接種を希望する10代・20代の男性は、必ず宇美町ワクチンコールセンター(050-3201-0368)にご相談ください。
※武田/モデルナ社のワクチンを1回目にすでに接種した方は1回目の接種から27日以上の間隔を空ける必要があります。