ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

犬や猫がほしいとき(ペットを飼う前に考えてほしいこと)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年6月27日更新

ペットにも命があります。

 都市化や少子高齢化が進む中で、ペットを飼うことが生活の潤いになるなど、その重要性は注目されています。                                                                                           しかし、日本全国で、令和2年度に保健所に収容された犬や猫は約7万2千頭。このうち、譲渡や返還が叶わなかった約2万3千頭が殺処分されています。また、収容された犬や猫のうち、約1万3千頭が「飼えなくなった」として、飼い主が自分で保健所に引取りを依頼した犬や猫です。                                                                       そのほかにも、迷子にさせてしまったり、子犬や子猫を無計画に生ませてしまったり、捨てたり・・・                                                                                                                     飼い主の身勝手な行動は多くの命を奪うことになります。

愛情を持って最期まで飼えますか。

 飼いたくて飼ったはずなのに、途中で飼育放棄される主な理由は、次のようなものです。

  • 引越しで飼えなくなった。
  • 飼い主自身が高齢になり、世話をすることができなくなった。または、飼い主がペットを残して、入院することになったり、死亡したが、ペットを引き取れる親族もいない。
  • 仕事、子育て、介護があるため、ペットの世話までは余裕がない。その結果、近隣から苦情(鳴き声・悪臭など)が来ている。
  • ペットが病気になり、治療費の負担ができない。
  • 子猫がたくさん産まれ、全部を飼えない。
  • 犬が言うことを聞かず手に負えない。
  • 家族に赤ちゃんが生まれ、アレルギーが心配 

 犬や猫は10年以上生きます。このような事態にならないよう、最期まで飼うという、飼い主としてあたりまえの責任を果たすために、飼い始める前によく考えてさえいれば、ペットが不幸な生活を送り、手放されることはなかったかもしれません。

飼う前にもう一度考えてみましょう。 

 以下の項目にすべて「はい」と答えられますか?

  • ペットが飼えるお住まいですか?
  • 家族は全員、賛成していますか?
  • 家族に動物アレルギーの人はいませんか?
  • 毎日、ペットの世話に時間と手間がかけられますか?
  • あなたの体力で世話ができるペットですか?
  • 鳴き声やトイレなど近隣に迷惑をかけない動物のしつけがしっかりできますか?
  • 生涯にわたる計画を立ててみましたか?(ペットが寿命を迎えるとき、あなたは何歳になっていますか?転居・結婚・就職などの変化を考えていますか?動物も長生きすれば、介護が必要となる場合があることを知っていますか?)
  • 万一、飼えなくなったときのことを考えていますか?  

ペットの一生にかかる費用は?

 ペットを飼育するためには、購入費用のほかに、多大な費用がかかります。                                                                      病気やけがの治療費や不妊去勢手術費や健康診断、ワクチン接種、犬の場合は毎年一回の狂犬病予防注射費等がかかります。目安として、適切に飼うためには、犬で年間約36万円、猫で年間約18万円前後かかるかもしれません。

 参考ページ:環境省パンフレット「飼う前も、飼ってからも考えよう」<外部リンク>

 飼い始めてから経済的な理由で行き詰まらないように、あらかじめ必要な費用に関しても考えておきましょう。                                                                                                    もしも、「ペットにはあまりお金をかけたくない」と思うのであれば、今はペットは飼わずにおくのも、ペットに対する命の責任を果たすことになります。

譲渡を受けるという選択肢

 十分に家族と話し合い、責任を持って最期までペットを飼う覚悟ができたら、どこでペットを手に入れますか?ペットショップで購入する場合は、複数の店舗を見て回って、店の雰囲気や動物の管理、スタッフの知識やアドバイスを比較して、動物を適切に扱っている信頼できるところからペットを入手することが重要です。購入後のケアが充実しているかどうかも大切なポイントです。                                                                                                        また、犬や猫などは、心身の健やかな発達のために、幼少期の一定期間に親や兄弟と一緒に暮らす「社会化期」が不可欠です。あまりにも幼齢な動物を販売しているお店には注意が必要です。早くから親や兄弟と離れてしまった動物は、将来問題行動などで苦労することになるかもしれません。

 さらに、新しくペットを飼うときに、ペットショップやブリーダーから購入する以外に、福岡県動物愛護センターやボランティア団体が保護している動物を引き取る(譲渡を受ける)という選択肢があります。                                                                                                                                                 保護された犬や猫は、飼い主不明で保護されたり、やむを得ない事情で飼い主から引き取られた犬や猫たちです。                                                                                                 これらの犬や猫たちは、生年月日や年齢、病歴、性格などの細かなデータがない場合がほとんどです。また、ペットショップのかわいい子犬たちと比べると、少し見劣りするかもしれません。                                                                                                              しかし、どの子も必死に生きようとしています。迷子になっても迎えに来てもらえなかったり、人間の身勝手な理由で収容された犬や猫がたくさんいます。                                          あなたの差し出す温かい手を待っているこの子たちも、ご検討ください。 

 詳しくは、財団法人福岡県動物愛護センター<外部リンク>または宇美町役場環境農林課までお尋ねください。   

愛情と責任を持って迎えてください。

 ペットを飼い始めたその日から、ペットの命はあなたにゆだねられます。                                                    毎日の世話、住居環境、経済的状況、もし、少しでも不安に思うことがあるのなら、今はペットを飼うべきではありません。「好きだからこそ今は飼わない」「飼えるようになるまで我慢する」というのも、ペットへの愛情の一つの形です。

 ペットが天寿を全うするまで、数年~数十年に渡る年月を、ともに過ごす喜び、をもって飼い続けることができるか、生きるすべてをあなたに依存するペットを幸せにしてやれるか、その努力を続けることができるか、もう一度自分に問いかけてみてください。 

 長い時間をともに過ごすペットです。責任と愛情を持って迎えてください。 

関連ページ

 飼う前も、飼ってからも考えよう飼い主の「責任」とは?(政府広報)<外部リンク>

 飼い主の方やこれからペットを飼う方へ(環境省)<外部リンク>