ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宇美町立歴史民俗資料館

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月20日更新

歴史民俗資料館の外観です

宇美町の歴史

  私たちの住む宇美町は、いつの頃から人が住むようになったのでしょうか。発掘調査で今から二万年程前の氷河時代から長い年月をかけて、先人達が築いてきたということが解ってきました。宇美町の「宇美」という地名の由来は良く解っていませんが、応神天皇がこの地で誕生されたことから、「産」が宇美になったという伝説があります。また中国の「魏志倭人伝」に記されている「不彌(ふみ)国」が宇美になったという説もあります。いずれにしても、私たちの住む町は歴史と伝統のある町であることには、違いありません。
 宇美町には、多くの遺跡が町内に点在しています。これらの遺跡には、古くから海外との交流の歴史があります。宇美町で発掘された考古資料から最初の交流は、宇美公園内にある神領2号墳出土の銅鏡と銅鈴だと考えられます。銅鏡は中国の後漢で造られ、銅鈴は朝鮮半島で造られたものです。これら二つは銅の紐で結ばれていました.町の南端にある四王寺山には、国の特別史跡大野城跡があります。この大野城は現在の韓国南部にあった百済(くだら)の高官の指導によって築城されたものです。このように宇美町では、古くから海外との交流の歴史を見ることができます。  

町内から出土した土器などを公開している考古展示室です町民ギャラリーです。絵画・写真・書道など、様々な展示会が開催されます。

宇美町立歴史民俗資料館<外部リンク>


 歴史民俗資料館は町内の貴重な文化財の展示公開を行い、郷土の歴史、文化財に対する理解を深めるための施設として昭和55年に開館しました。その後、資料の増加と展示施設の充実を目的として、平成2年には展示室の増築が行われ、現在は民俗展示室、町民ギャラリーがある資料館として広く県下で知られています。また、日本100名城スタンプの設置場所となっています。

ご利用案内

【開館時間】 午前8時30分から午後5時まで(入館は午後4時45分まで)

【休館日】 1.年末年始(12月29日から1月3日) 2.毎週月曜日(祝日は開館し、一番近い平日に順延。また、宇美八幡宮祭礼日と重なる場合も順延)

※「日本100名城スタンプ」は休館日にはご利用いただけませんのでご注意ください。

【住所】 福岡県糟屋郡宇美町宇美1-1-22

【連絡先】 092-932-0011