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4月 新たな気持ちで

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月8日更新

4月 新たな気持ちで

 

 校庭を囲む桜が小雨を浴びながら、美しく輝く中、子どもたちの明るい笑顔とともに令和6年度が始まりました。

 お子様の進級まことにおめでとうございます。

 

 私は、今年度宇美東小学校に着任いたしました校長の漆谷美紀と申します。

 保護者のみなさまや地域の方々に支えられ、創立54年の歴史と伝統を受け継ぐ本校に携わることに大きな喜びを感じております。その一方で、与えられた責任の重さに身の引き締まる思いもあります。

 

 さて、今年度、本校教育目標を、「志を高く、夢を掲げ、『宇美』を愛する心豊かな子どもの育成」としました。

 Society5.0の時代がまもなく到来し、グローバル化やAI技術の発展等、世の中は急速に変化しています。更に国際情勢の不安定化もあり、予測困難な時代となっています。こうした時代に、これからの学校が求められることは、多種多様な変化に適切に対応し、社会のニーズに対応する高い教育力をもつ組織へと変革することであると考えます。

 児童一人ひとりが自分のよさや可能性を認識し、あらゆる他者を価値ある存在として尊重する、そして多様な他者と協働することができることが、この社会の変化を乗り越えていくのに必要な力であると考えております。

 今、学校教育は新たな方向に向け推進していく節目を迎えています。そこでこの機に、学校の教育目標を新たに設定することとしました。急激に変化する時代を生き抜くため、自己肯定感・自己有用感をもち、他者を尊重し、他者と協働できるような「個別最適な学び」「協働的な学び」を取り入れた教育活動を推進してまいります。

 

 また、めざす児童像を、「自他を大切にする子ども」「すすんで学ぶ子ども」「たくましい子ども」としております。

 変化が激しく、答えが一つではない多様性が求められる社会の中で、心身ともに健康で文化的な社会生活を営むことができるよう、日々の教育活動を充実させていきたいと思います。

 

 また、私といたしましては、宇美東小の子ども達が、「自分が大事、友だちが大切、そして学校が大好き」と思える児童になってほしいと考えています。そのために、一人ひとりの自己肯定感を高め、人と関わる力を身につけ、自分で考え主体的に行動できる力を伸ばしていきたいと思います。

 

 教職員一同、力を合わせ、子ども一人ひとりを大切に、子どもたちへ寄り添い、温かい心で支援してまいります。

 

 子どもたちが、元気に登校、笑顔で下校「朝になったらここに来たい」と思える安心・安全な学校を築いてまいります。

 

 保護者のみなさま、地域のみなさまのご理解とご協力をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

                          宇美町立宇美東小学校 校長 漆谷 美紀