4年生の算数の授業で、子どもが黒板の前に立ち説明をしていました。授業のめあては「お金を使って80÷30の計算の仕方を説明しよう」です。
この写真は授業の終盤に応用問題「170÷30」の解き方を発表しているところです。
ここに至るまでに、まず授業の前半で「80÷30」の問題に取り組んでいます。下のノートのようにお金を並べた図を使って考えを整理するとともに、教師が示した文型を使って説明をつくります。
この説明が基本形となります。基本形を次の応用問題で用いて、同様に説明をつくっていきます。
算数科では「筋道立てて考える力」を身に付けないといけません。このように説明モデルを作り、それを応用して問題を解いていく授業をすることで、解き方や説明の仕方などが定着していきます。
最後には必ずペア、グループ、クラス全員という場でアウトプットしていくのが説明力アップの授業で大切なことです。