2月14日~15日に岡山市教育委員会と兵庫教育大学附属小中学校に視察に行ってきました。
14日に岡山市役所にある市教育委員会を訪れました。岡山駅から20分ほど歩いたところにあります。
岡山市教育委員会ではコミュニティスクールのことを教えていただきました。担当の方がプレゼンテーションでわかりやすく説明してくださいました。市内の各中学校区ごとに学校運営協議会があり、地域協働学校本部と繋がりながら様々な活動が進められています。宇美町と比較しながら拝聴し、今後の活性化を図るための方策などを考える機会となりました。
15日は兵庫教育大学附属小中学校を訪れました。兵庫県加東市にあります。Ict先進校である両校で、どのような環境が作られどのような授業が行われているかを見に行きました。
小学校と中学校が隣接しており最初に中学校を視察しました。
中学校では民間の情報機器会社との提携が行われており、Ict機器が充実していました。ある特別教室は生徒の動線を考えた環境となっています。民間会社のミーティング空間を参考にしているそうです。
3Dプリンタもありました。部活動でリモコンカーなどを作っているそうです。
教室でもタブレットを使った授業があっていました。英語のデジタル教科書を使って学び合っていました。
後半は小学校に向かいました。改築されたばかりのきれいな校舎です。全国から教師が集まり、研究実践を進めておられます。
ある教室では理科の電流の学習が行われていました。大きなモニターに回路が示され、それをもとに子どもたちが電流の強さについて盛んに議論していました。
登校していない児童もオンラインで参加していました。
宇美町でも取り入れることができる工夫がたくさんあり、参考になりました。タブレットやモニターをうまく活用し、子どもの学びの質・量を高める授業づくりが必要だと痛感しました。
大変有意義な研修となりました。