算数の学力を高めるには、低学年からの積み重ねが重要です。わからないところをそのままにせず、着実に理解と習熟を重ねていかないと、学年が上がるにつれ授業についていけなくなります。
本校では、具体物を使った活動や解き方の説明活動などを行いながら、わかりやすい算数の授業となるよう心がけています。
教科書の挿絵を拡大して提示し、視覚的な支援を行って理解できるようにしています。
補助的な掲示物を使って子どもの思考を促し、自ら問題の解決方法を発見できるようにしています。
きちんと教えて覚えさせるべきところは、強調して板書しています。
単元の導入では、以前の学習を思い出させながら、具体物を使わせて丁寧に活動をさせます。
そして授業の最後は、なるべく多くの練習問題を解かせて、学習内容の定着を図ります。
6年生が受ける全国学力・学習状況調査や、5年生が受ける福岡県学力調査などでは、算数の学力の向上が見られています。「楽しくてわかる授業」が行われるように、今後も工夫をしていきます。