今日の朝はとても冷え込みました。そんな中、元気に歩いて登校してくる子どもたちの姿に勇気づけられます。車に乗り慣れた大人たちから見ると毎日の登下校は大変そうに思いますが、子どもたちは大人以上に耐える力や強さをもっているものです。背筋を伸ばし元気な声で「おはようございます。」と挨拶をしながら校舎に入っていきます。暑さ、寒さの中で毎日学校に通い、どんどんたくましくなっていく子どもたちを、愛おしくそして尊い存在だと思います。
そんな寒い寒い登校の時間に、1年生が鉢に水やりをしていました。夏のアサガオも姿を消した何もない鉢になぜ水をあげるのかなと思っていたら、そこには小さくも力強い生命の息吹がありました。
チューリップの芽です。1日中寒い外で過ごしながらも少しずつ芽を伸ばし、ようやく土から顔を出したようです。
「こんなに寒いのにね~」とつぶやきながら、寒さに負けない子どもたちの姿と重ね合わせ、一層の勇気をもらうことができました。
この芽が伸びて色鮮やかな花が咲く頃、子どもたちは次の新たな一歩を踏み出します。そんな春の到来が待ち遠しいです。