今朝は、宇美南中学校と合同のあいさつ運動の日なので、急いで正門に向かおうとすると、4、5人の男子が職員の車の横でしゃがみ込んでいました。
「何しているの?車の横でかたまっていると危ないよ。」
「虫がいました!」
「どれ、見せてご覧。」
大きな緑色の虫、バッタの仲間です。(キリギリスのようですね。子どももそう言っていました。)
私はバッタを見ると仮面ライダーを思い出します。なぜなら、仮面ライダー1号2号はバッタをモチーフにした改造人間だったからです。
「これ、メスかもしれん!」
「何でそう思った?」
「だってお腹が大きいもん。卵があるみたい。」
「だったら逃がしてあげたらいいかもね。」
さっそく草むらに逃がしていました。
さすがに草の中に入るとどこにいるのか見つけづらくなりますね。写真のどこにいるのか分かりますか?(A.A)
おまけ:
ネットで仮面ライダーについて調べてみると・・・・
『仮面ライダー』の企画が始まった1960年代後半から1970年前半は、イタイイタイ病など日本各地で公害問題が多発していました。
バッタをモチーフにすることで自然を表現。
一方、敵対する秘密結社を公害と見立て「環境破壊から自然を守る」というコンセプトに。
デザインを担当した石ノ森章太郎自身、バッタをモチーフにしたことに対して以下のように語っています。
「バッタは自然の象徴。バッタの能力を持った主人公が風をエネルギーにして自然破壊に立ち向かう」
悪の秘密結社に立ち向かう仮面ライダーの姿には、公害問題に打ち勝とうという応援メッセージが隠されているのです。