『割れ窓理論』 (ブロークン・ウィンドウ理論) :環境犯罪学理論(犯罪学者ジョージ・ケリング米国)
建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなくすべて壊される状況を誘発するというもの。
つまり、軽い違反や乱れを見逃していると、住民のモラルが低下し、環境の悪化や犯罪の多発に繋がるという考え方。
例えば、 窓ガラスの割られたクルマを街に一台放置しておくと、その近隣では急激に犯罪が増える といいます。
窓ガラスの割られた一台のクルマは人の心理にわずかな影響を与え、軽犯罪を誘発。 それはやがて地域の治安にも悪影響を及ぼしていくというわけです。
さて、なぜこの「割れ窓理論」を思い出したかというと・・・。
2階のワールド・ルーム(外国語活動の部屋)のイスがこのような状態だったからです。
きっと最初はちょっとしたいたずらで鉛筆か何かで刺していたのでしょう。小さな穴が少しずつ大きくなり指を突っ込んだり、中のスポンジをつまみ出したりしているうちにこのような状態になったものだと思われます。
「このままでは、『割れ窓理論』の通りに原田っ子の心までポッカリと穴が開いた状態になってしまう!」
D.I.Y魂に火がついてしまいました。さっそく分解してみます。
薄いベニヤにスポンジが乗っていて、青いビニルで包んであるだけです。ホームセンターに行って材料を探しましたがなかなか見つかりません。
その2に続く。 ...(A.A)